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【美術のこと】モネ、ルノワール

美術展に行くのが好き。

興味がわく展覧会にしか行かないけど、行く前に本で予習して、行ったら周りに多少不審者のまなざしを向けられながらメモをとり、ポストカードを買って感想や説明書きと一緒にファイルする。

「世界の美術館」や「もっと知りたい」シリーズはとても役に立つ本。

 

モネ

モネははっきり言うと好きじゃないけど、有名だし、せっかく外国行かなくても展覧会で見れるから行っておこうという気持ちで出かける。すると、モネ展は頻繁にあちこちでやってるから、モネのポストカードは結構持ってる。

モネの絵は、確かに見たら綺麗だなと思うけど、綺麗だなしか感想がわかないので、好きじゃないなと思う。ファイルに書くことがないし。

この色やアイテムはこんな意味がある、社会への風刺とか探すのに楽しいと感じるので、綺麗だなだけだと何かつまらなく感じる。

 

ルノワール

ルノワールはモネの友人なので、モネ展行くと必ず何かしら作品が見れる。でも、ルノワール単独の展覧会ってあんまりないように思う。

ルノワールってすごいと思うのは、楽しい、生きる喜びが絵からわきたってるなと思うこと。晩年の、白内障などに苦しんだ頃の作品でも、Happy Happyで、やわらかく明るい作品になってる。なんでも、絵っていうのは楽しくなくちゃいけないというポリシーがあったそう。

小中学校くらいしか、絵を描く機会はなかったけど、私は絵を描くと自分の思っているより数段暗くなってしまってた。つくづく絵の才能はなかったな。

だからこそ、明るい絵を描ける人にあこがれる。そんなわけで、ルノワールは好きな画家。

 

この前ルノワールのポストカードを送ったので、書きたくなった話。

 

ところで、学生時代、「ルノワール」っていう喫茶店がありました。いったことはなかったけど、純喫茶のような外見がすごく気になってた。あれは、画家の名前からとったんだろうか。ふと思い出した。