武士の娘 杉本 鉞子著 大岩 美代 訳
明治初期に新潟長岡藩の家老の娘として生まれた著者が子供の頃の思い出や結婚してアメリカで出会ったカルチャーショックだった話をアメリカの雑誌に掲載していて、それをまとめた本を日本語に訳した本。
だから、作者は日本人だけど、翻訳者の名前も並んでる。1967年発行。翻訳者のあとがきによると、翻訳にあたっては作者ご本人が指導してくださったとのこと。
元の英語がどんなだったのかが気にはなるけれども、とにかく日本語が美しかった。読めない漢字も恥ずかしながらいっぱいあった。
俤 気になったので、ネットと調べると、読み方は「おもかげ」。人がいて、その人が弟と似ているからというのが由来らしい。妹じゃないの?というのは、男社会の国だからか。