世界のどこかで今日も生きている

日々感じることを気の向くままに

雑談 2022-3-29

さっきテレビで音楽番組見てたら、海外の人に説明したい日本語がまた一つ見つかりました。「惜別」。英語にしたら、goodbyeかfarewellくらいでしょうか?調べてないから、ちゃんとした訳があるのかも。とにかく「惜しむ別れ」。風情がありますよね。せきべつ  響きもいいですね。

 

そのうち、日本での恋と愛の違いなんかも語ってみたいと思ってるんですが。説明難しそう。恋を無理やり訳すなら、romance?片思いだとromanceはなんか違う気もするしな。恋が愛に変わる をわかりやすく説明できたらいいのにな。

 

ここ数年、作家のMさんのエッセイが好きで沢山読んでます。古いのから出版順に読んでます。子供の頃の裕福でなかった話とか、普通の話を普通に書いてるところが面白いな。じゃぁ、私でも生きていけるかもなんて元気をもらったり。だけど、今週読んだ母娘旅行の話。要は、母のために私はひたすら財布として尽くすという苦笑話を書いてるんだけども、何百万もの品物をぽんぽんと買ってあげる描写とかが、そんな話を一般の読者にしてどうするんよと、彼女の作品の中では初めて反感みたいなものを覚えてしまった。次に他の本を読んでも楽しく読めるかなと不安。ひけらかす感じにはうぇ~ってなる。

 

それとは別に、三島由紀夫も読んでて、彼の作品を読むのは2作品目。すごいですねの一言。割腹自殺の人というイメージしかなかったし、私の苦手な夏目漱石的な小難しい気取った文章なんだろうかと先入観をもってた。でも読んでみると、面白い。そして、趣があるし、日本語綺麗だし、かみしめたいセリフも多いです。自然と頭いい人の文章だなと思えます。

 

頭のいい人の文章で思い出したのは、[昼休みの友」という野村和彦さん(東大院卒のサラリーマン獣医なおじさん)のエッセイ。しょうもない話が沢山だけど、面白い本として記憶に残ってます。特に関西の人に読んでほしいです。

 

それじゃあまた。